近い未来にイベントを設定する

生きる意味とは何か?、と問うても、答を見出すのは難しい。
でも、人生で「生きるべきか死ぬべきか?」と考えた場合は、殆どの場合、「生きる」を選択したほうがいいと思う。

気を取り直す方法。
ひとつの方法として、近い未来にイベントを設定すること、がある。

通販で物品を購入する。すると物品が手元に届くまでの数日の間、実に幸せでいられる。
旅行の計画を立てて、宿泊施設を予約する。すると旅行の日を楽しみに暮らすことができる。

山梨には「無尽(むじん)」というイベントがあり、多くの人が、ひとつまたは複数の「無尽」に属している。そして無尽の日を楽しみにしている。
「無尽」は庶民の生活互助会として、鎌倉時代あたりから日本じゅうに存在したようだが、山梨には、「仲間がときどき集まって飲み会をする」という習慣として「無尽」という名とともに残っている。
「無尽」は正にそういうイベントなんだな、と思う。
各地にそういう寄合を持つ人も多いと思うが、「無尽」という呼び方が、ちかごろ山梨から日本じゅうに伝搬しているようだ。
世界じゅうに伝搬して、「MUZIN」が広まるといいな!

唱歌「お正月」(東くめ作詞、瀧廉太郎作曲)。
「もういくつ寝るとお正月」と、お正月を待ちわびるこども。生きるのがつらいんだろうな、と思った。
私は学校でいじめられていたわけでもないが、学校がつらくて、「あと何日で冬休み」などと考えていたから。

人生を楽しく生きる秘訣。

近い未来にイベントを設定して、それを楽しみに生きる。

これだね!(^_-)-☆

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ

Kimihito Ariizumi自己紹介

山梨県に生まれ育ちました。
山梨県の県立高校を卒業後、東京の大学へ。
理工学部数学科でした。
学部を卒業後、情報処理企業としては老舗企業でITエンジニアとして働きました。
退職して数年前山梨へ帰って来ました。

不思議なのは、山梨の山々が美しいことだ。幼児期から高校時代まで山梨に居たとき、甲府盆地を囲む山々は青い壁のように見えていた。それが今は、山々と光と雲のコラボによって、山々の景色は、いつも絵画なのだ。時間とともに変化し、同じ景色を二度と見ることはできない。絵画というより”ショー”というべきだとも思う。ここに人が住み着いてから何万年もの間、自然はこの美しきショーを只で私の先祖に見せてくれていたのだと、時に考える。

私のITエンジニアとして、そしてサラリーマンとしての経験をもとに、今後の日本のために何かアイデアを出せたらいいな、などと僭越なことを考えています。

また、山梨県について私の観点からご案内して行きたいと思っています。

Kimihito Ariizumiは、本名をローマ字で書いたものでありますが、同姓同名の方が1人いらっしゃいます。彼の存在は昔から知っていますが、私のこのブログや、Twitterが、彼に迷惑をかけないことを、私は望みます。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログへ
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 山梨県情報へ

宇宙ステーション”山梨”

岐阜県の高山市に鉄道に乗って行ったことがあるが、そのとき、高山市が川に沿って走る高山本線と対岸に見える道路が高山市と濃尾平野をつなぐ交通路で、その通行量がそれほど多くないことから、高山市を、宇宙に浮かぶ宇宙ステーションのように思った。

でも、わが故郷・山梨はその上を行くことを忘れていた。
山梨県は県単位で「宇宙ステーション」なのだ。

東京で「故郷は山梨です。」と言うと、「田舎ですね。」と言われることも多い。私の想像だが、そういうことを言う人は、清里や山中湖畔などの風景を報道で見て、県全体が清里や山中湖畔のようなところだと思っているのかもしれない。
初めて甲府を訪れて、「山梨にも大きな街が有るんですね。」などと言う人も多い。

甲府盆地は人口も多く市街地も有るが、東京から甲府盆地を考えたとき、そこへ行く交通路がJR中央本線と中央自動車道と国道20号線くらいしか無く(それだけでもかなりのものだが)、その先に市街地が有って多くの人が住んでいるなんて思いつかないのだろう。

山梨県は東京との間での人や物の流れが多く、その殆どが、前述の中央線、中央自動車道、国道20号線に依っている。

中央自動車道藤野PAに寄るとわかるが、その3路線は、藤野の辺りで集まっている。
このたびの台風19号の影響で藤野の辺りで土砂崩れが発生し、3路線ともそこで土砂に埋まり、不通となっている。
中央自動車道は今日復旧の見込みだが、中央線の完全復旧は10月末の見込みだ。

中央線の不通が続くので、普段は目立たない存在である身延線が大活躍している。特急ふじかわは指定席満席が続いているようだ。臨時列車も何本も運転中だ。

県外との交通路が少ないので、県外との交流も少ないのかもしれない。
例えば、山梨県には県特有の名字が多い気がする。私の名字もそのひとつだが。

”宇宙ステーション”と言うより”陸のガラパゴス”と言うべきかもしれない。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログへ
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 山梨県情報へ