悲しきBPR

政府の掲げる「働き方改革」や、グローバル化・IT化の進むビジネス環境のなかで、改めてBPRが注目されているようだ。

BPR(Business Process Re-engineering =ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)は、業務・組織・戦略を根本的に再構築すること。
1990年代初頭、米国の長期不況によって疲弊した企業経営を見直し、立て直すための抜本的な革新として提唱された。

日本のバブル崩壊は、1991年~1993年とされる。
1995年にパソコンOS”Windows95”(Microsoft社)が登場し、パソコンの性能が大幅に向上した。

それまで事務処理の多くをコンピュータ化して事務作業を効率化、そしてその事務に携わる人員を削減して来ていた。

そこにBPRという概念が導入された。これは、事務の効率化・事務員の削減に対して、管理の効率化・管理職の削減だった、と思う。
業務の見直し→管理の効率化→組織の見直し→管理職の削減

パソコンの普及によって電子メールが多く使われるようになった。
それによって管理職の伝達機能は多く不要になった。意思決定の伝達も電子メールで行われることが多くなった。
それで少数の管理職で大きな組織の運営ができるようになり、組織の見直し、そして管理職の削減が可能となった。

おいおい、アリちゃん!「管理職の削減が可能となった。」って、さらっと言うが、「削減された」管理職はどうすりゃいいのさ?(笑)

続きは「悲しきBPRその2」をお楽しみに。

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投稿者: Kimihito Ariizumi

ITから文化へ:山梨の吟遊ブロガー

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