性格は変えることができる

私は心理学を専門的に勉強した者ではないが、「自分」を長年ハンドリングして今まで生きた実績のあるひとりとして発言を許されると思う。
発言とは
「性格は変えることができる」。

私は、自分が人から悪く思われているのではないか?などと考え、とても不安定な人であった。
そういう性格がどうして出来上がったかということは考えてもしかたのないことなので、ここでは記述しないが、
「性格は自分の思う方向に変えることができる」
ということは、記述したい。
自分で実績があるから、自信を持ってそのように記述する。

性格とは、思考方法の癖であって、条件反射の一種だ。条件反射は長年のパブロフの犬状態の中で形成された。したがって条件反射をすぐに直すことはできないが、でも、数カ月程度で直せると思う。

直す方法。
直したいと思うことを文にして心の中で何度も唱える。1カ月から数カ月。
自分の心にその思考方法が発生したと思ったら、その文を唱える。
以上。
です。

私の場合は、次の文を唱えた。
”What he thinks of me is none of my business.”
”What she thinks of me is none of my business.”
”What they think of me is none of my business.”
それで直った。

30年ほど前に、加藤諦三先生の著書を多数読み、その中で、自分で考えた方法であります。
”What he thinks of me is none of my business.”
というセンテンスも、先生の著書に有った文です。加藤諦三先生の本は、当然日本語で書かれているが、その中に掲載されていた英語のセンテンスです。

自分の性格で悩んでいても、自分が悪いと思っている点が、他の或る人から見たらチャームポイントである場合もあります。
でも、自分の性格の或る点によって、自分が崩壊しそうな場合は、上記の方法を試してみたら良いと思います。

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投稿者: Kimihito Ariizumi

ITから文化へ:山梨の吟遊ブロガー

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