近い未来にイベントを設定する

生きる意味とは何か?、と問うても、答を見出すのは難しい。
でも、人生で「生きるべきか死ぬべきか?」と考えた場合は、殆どの場合、「生きる」を選択したほうがいいと思う。

気を取り直す方法。
ひとつの方法として、近い未来にイベントを設定すること、がある。

通販で物品を購入する。すると物品が手元に届くまでの数日の間、実に幸せでいられる。
旅行の計画を立てて、宿泊施設を予約する。すると旅行の日を楽しみに暮らすことができる。

山梨には「無尽(むじん)」というイベントがあり、多くの人が、ひとつまたは複数の「無尽」に属している。そして無尽の日を楽しみにしている。
「無尽」は庶民の生活互助会として、鎌倉時代あたりから日本じゅうに存在したようだが、山梨には、「仲間がときどき集まって飲み会をする」という習慣として「無尽」という名とともに残っている。
「無尽」は正にそういうイベントなんだな、と思う。
各地にそういう寄合を持つ人も多いと思うが、「無尽」という呼び方が、ちかごろ山梨から日本じゅうに伝搬しているようだ。
世界じゅうに伝搬して、「MUZIN」が広まるといいな!

唱歌「お正月」(東くめ作詞、瀧廉太郎作曲)。
「もういくつ寝るとお正月」と、お正月を待ちわびるこども。生きるのがつらいんだろうな、と思った。
私は学校でいじめられていたわけでもないが、学校がつらくて、「あと何日で冬休み」などと考えていたから。

人生を楽しく生きる秘訣。

近い未来にイベントを設定して、それを楽しみに生きる。

これだね!(^_-)-☆

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投稿者: Kimihito Ariizumi

ITから文化へ:山梨の吟遊ブロガー

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